パンデミックを乗り越えるためにクラウドの導入が著しく増加した後、企業はクラウドインフラストラクチャのセキュリティ、メンテナンス、管理といった新たな課題に直面しています。これに対処するため、企業は予算をクラウドへと回しています。CIO.comの親会社であるFoundryの「2023 Cloud Computing Study」によると、IT意思決定者の3人に2人が2024年にクラウドの予算を増やす予定であり、約3分の1(31%)がIT予算の31%をクラウドコンピューティングに充てると報告しています。 こうした予算の増加には、企業のクラウドネットワークの維持や継続的な改善、拡張をサポートするクラウドおよびクラウドに関連する従業員に対する需要の増加が含まれます。Foundryのレポートによると、78%の企業が組織によるクラウド投資に応じて、新しい職種を追加したと回答しています。 Foundryの調査による、企業がクラウド投資をサポートするために追加する可能性が最も高い職種を以下でご紹介します。 1.クラウドアーキテクトクラウドコンピューティングがますます複雑化するなか、クラウドアーキテクトはクラウド環境の実装、移行、維持を管理する重要な役割を担うようになりました。これらのITプロフェッショナルは、クラウドセキュリティにまつわる潜在的なリスクを回避し、会社全体のクラウドへのスムーズな移行を…