2024.01.12
1983年に『りぼん』(集英社)でデビューし、“少女漫画界に咲くドクダミの花”と呼ばれた岡田あーみんさん。彼女が描いた『お父さんは心配症』をはじめとしたギャグ漫画は80~90年代の少女漫画界のなかで異彩を放ち、“インパクトの強すぎる漫画”として話題だった。
昭和の子どもたちには人気だった作品たちだが、はたして、今の令和の子どもたちが読んでも面白いと感じてくれるのだろうか?そこで今回は、近所に住む小学校6年生女児のあやちゃんに協力を依頼した。あーみんさんの代表作である『お父さんは心配症』と『こいつら100%伝説』を読んでもらったが、その結果は意外なものとなった。
今回、あーみん作品を小学生に読んでもらうにあたり、まずは「読み方が分からない」という問題が起きた。
あやちゃんに聞くと、実は今の小学生は漫画を読むことが少ないという。読むとしても縦読みのWeb漫画が中心であり、1コマが画面いっぱいに広がる描画に慣れている。
しかしあーみんさんの漫画は1ページにつきコマが5~6個あり、上から読んだあと左に行くのか、下に読み進んで行くのか、理解できないと言うのだ……。
なんとか説明して読み進めてもらったのだが、今度は吹き出しのセリフが細かすぎて難航している。
たとえば、『お父さんは心配症』では、主人公・光太郎が「血だって吐いちゃうもん 北野にこんなことできるかッ」といったセリフで読者を笑わせるシーンがある。しかし字が細かいうえ、“うおおおっ”とか“グサッ”といった擬音もたくさん登場するため、どう解釈したら良いのかがよく分からないそうなのだ……。
残念ながら、本作を読んでいる間あやちゃんは一度も笑うことなく、細かい文字に四苦八苦している様子がうかがえた。
結局、あやちゃんに読んでもらった『お父さんは心配症』はウケることなく終わってしまった……。一応、本作の感想を聞いてみたところ、「なんか怖い」と一言。まず、お父さんが娘のボーイフレンドの北野を執拗に攻撃するのが分からないという。
中略
しかし、続いて読んでもらった『こいつら100%伝説』は、少し笑ってくれた。その理由を聞いたところ“『忍たま乱太郎』に似ているから”との意見が。
NНKのEテレで見ていた『忍たま乱太郎』のおかげで、忍者の世界観をしっかり理解しているあやちゃん。とくに忍法の術をかけても失敗して自分に返ってくるといったギャグは面白かったようで、『お父さんは心配症』よりもサクサク読み進めてくれた。
ただし『こいつら100%伝説』も、爆笑まではいかなかったあやちゃん。令和の子どもには響かなかったか……と残念に思っていたところ、後日あやちゃんのママから意外な報告をもらう。それはあやちゃんの2個上のお兄ちゃんが、あーみんさんの作品を見て爆笑していたというのだ。
『お父さんは心配症』を何気なく手に取り、読み進めた中学生のお兄ちゃん。「面白いじゃん」と言ったあと、そのまま笑いながら一気読みしたそうだ。あとで理由を聞いてみると「昔読んでいた『コロコロコミック』(小学館)のギャグ漫画に似ていたから」とのこと。もしかしたら男の子のほうが『コロコロ』などを通して漫画を読んだ経験が多く、生粋のギャグ漫画に触れる機会も多かったのかもしれない。
あーみんさんの作品は、どちらかといえば少女漫画より少年漫画誌のギャグ漫画に通じるものがあるように思う。その面白さに理解ある少年の方が、受け入れてくれた結果となった。
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引用元: ・【りぼん】「伝説のギャグ漫画家」岡田あーみんは令和の子どもにもウケるのか?近所の小6女子に読んでもらった衝撃的な結果とは [muffin★]
仲良くしてたさくらももこに
彼氏を取られた
トーマスさんと犬のリンリン
俺も小学校で習ったはずなのに昔の文の読み方忘れちゃったし
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