台湾総統選、与党の頼清徳氏勝利　初の同一政党3期政権

1996年に総統の直接選挙が実現して以降、同一政党が初めて3期連続で政権を担うことになる。頼氏は5月20日に総統に就任する。中国は頼氏を台湾独立派と見なし敵視しており、経済、軍事面での圧力を一層強める可能性が高い。

選挙戦は中国との距離感を対立軸に争われた。3候補とも統一でも独立でもない「現状維持」の立場では一致するが、頼氏が2期8年の蔡英文政権の路線を引き継ぎ米国との連携強化で中国に向き合うと訴えたのに対し、侯氏と柯氏は中国との対話の重要性を強調した。

国民党と民衆党の候補一本化が実現せず野党票は分散、選挙戦は頼氏優位の構図で展開した。立法委員（国会議員）選（議席数113）も同時実施された。有権者数は約1950万人。

台湾新総統に頼清徳氏　統一拒否の与党民進3期目（共同通信） – Yahoo!ニュース

　【台北共同】台湾総統選の投開票が13日実施された。中国との統一を明確に拒否する与党、民主進歩党（民進党）候補の頼清徳副総統（64）が勝利し、初当選を確実にした。対中融和路線の最大野党、国民党の侯友

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