育児の限界を感じて転職
島根県益田市の会社員、中道一志さん(37)は毎朝午前8時過ぎ、双子の息子たち(2)と妻(38)らに「いってらっしゃい」と見送られながら家を出る。向かうのは「仕事部屋」だ。自宅から自転車で10分ほどの距離に借りたアパートの一室をテレワーク専用部屋として使っている。
仕事は平日午前8時半~午後5時半。仕事を終えれば、すぐに自宅に戻る。息子たちと風呂に入り、夕食もともにする。「遅くても6時には帰る生活を徹底しています」
業務管理ソフト開発の「ヌーラボ」(福岡市)でエンジニアとして働く。出社の必要はなく、2022年6月の入社以降、本社に行ったのは数回ほど。これも同僚たちと親交を深める目的だ。
テレワークを選んだのは、出社しながら子育てをする生活に限界を感じたからだ。
21年3月に息子たちが生まれた。当時は広島県のIT系企業で働いていた。育児休業を4カ月ほど取ったほか、復帰後もフレックスタイム制を使って早めに帰宅、テレワークも週2日していた。
だが、出社すれば、帰宅が午後8時を過ぎることもある。出張が入れば、一晩家を空けなくてはならず、子育ての負担は専業主婦の妻に偏ってしまっていた。
生後7カ月にもなると息子たちは、ハイハイで動き回るようになり、目が離せなくなった。双子の1人が夜泣きすれば、もう1人も泣き出す。両親2人であやさなくてはならず、寝られない日が続いていた。
妻は寝不足と疲労でふらふら…(以下有料版で,残り2646文字)
朝日新聞 2024年1月15日 5時00分
https://www.asahi.com/articles/ASS1C7RHJRDLULFA00Y.html?iref=comtop_7_07
引用元: ・テレワークなら「育児のつらさ10分の1」 柔軟な働き方、広がるか [蚤の市★]
テレワークで営業職やると育児楽にはならない
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