被災地では1次避難所から1.5次、2次避難所へ移動する人、あるいは避難所以外で生活している人が増えている。
この過程で、被災者の居場所や、避難所の利用状況の把握が難しくなっている。
こうした課題に対して、デジタル庁と防災DX官民共創協議会は、石川県からの要請を受け、JR東日本のSuicaを活用した避難者情報把握ソリューションを来週にも構築する。
具体的には、石川県内の1次避難所の利用者にSuicaを配布し、氏名や住所といった情報を紐付ける。そして、1次避難所の入退出などの際に、リーダーに自身のSuicaをかざすようにする。
河野大臣は「1次避難所では、夜間は親戚の家に泊まったり、車中泊をする人など、さまざまなユースケースがある」とし「この取り組みによって、物資などの支援の効率化が可能になる」と述べた。
また「石川県の要請から数日で具体的な提案をできた。デジタル庁では、同プロジェクトのために職員を2人を石川県へ派遣する」とも述べた。
プロジェクトの実施にあたっては、JR東日本からSuicaカードを約1万8000枚、リーダー約350台の無償提供を受けたことも明かした。
◼河野氏「本来はマイナカードを使うべきだが」
なお、政府はマイナンバーカードの防災活用を掲げているが、なぜ今回はSuicaを使用するのか。
こうした疑問に対して河野大臣は「本来はマイナカードでやるべき」としつつ「(NFC)Type-Bに対応したカードリーダーが用意できなかったため、今回はSuicaで代替した」と説明した。
一方で、Suicaで代替したことで、被災者情報とSuicaを手作業で紐付けるなどの事務作業が発生すると指摘。
「マイナンバーカードならこうした作業は発生しない」と述べた。
続きは
https://news.yahoo.co.jp/articles/25f23bd78ae3aeff03b21aca2b70306ac680df8d
[CNET JAPAN]
2024年1月26(金)11:30
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引用元: ・能登地震の被災者把握でマイナカードを断念、「Suica」で代替–「リーダー用意できず」と河野大臣 [煮卵★]
こんどはおまえがカジをとれ
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