米国の若者が「破滅的消費」-貯金はたきシャネルの37万円バッグ購入 – Bloomberg
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-02-01/S851VWT1UM0W00
Paulina Cachero
2024年2月1日 16:12 JST
→米国人の27%が経済的な懸念に対処するため「破滅的消費」-調査
→住宅購入や老後のための貯蓄といった経済目標の達成は一段と困難に
本当に大切なものとは一体何だろうか。
24歳のニア・ホランドさんは、貯金をはたいてビンテージのシャネルのバッグを2500ドル(約37万円)で購入した後、そう考えたという。大学院の研究関連の仕事ではほとんど収入は得られず、自分のお金をもっと良い用途に使うか、貯蓄するか、投資することができることは分かっていた。
しかし同時に、無責任とは感じなかったという。住宅の所有や子どもとの生活といった伝統的な人生の節目には全く手が届かないため、「ちょっとしたぜいたく」を我慢したところで何かが変わるわけでもないだろう。そして、どちらかといえば、24カラットのチェーンがついたラムスキンのトートバッグは、いい気分にさせてくれた。
二ア・ホランドさんPhotographer: Nic Antaya
ホランドさんは「経済は最悪で、地球温暖化もあるし、世界的に政治的・社会的不安が絶えない」と話す。ホランドさんはミシガン大学で教育学と心理学の博士号取得を目指しており、家族から経済的支援を受けている。「すぐに充実感を得られることにお金を使う方が簡単だ」という。
経済的に不安定な状況になると、人は支出を控えるのが一般的だ。しかし若い世代は、何があろうと自分たちの経済的将来は絶望的だと考え、逆の行動をとることが増えている。学生時代の債務負担の増加、生活費の高騰、労働市場の変化により、住宅購入や老後のための貯蓄といった経済的目標を達成することが一段と難しくなっている。
そのため、パーソナルファイナンス会社クレジット・カルマによると、米国人の約27%が経済や外交問題を巡る懸念に対処するため、「破滅的消費(doom spending)」をしていることを認めている。この割合はミレニアル世代とZ世代ではさらに高く、それぞれ43%と35%だ。
「最も健全な対処法ではないにせよ、対処法の一つだ」と、クレジット・カルマのコートニー・アレブ氏は話す。
破滅的消費は現在の経済的な風潮を捉えているかもしれないが、新しい習慣というわけではない。ニューヨーク州クリントンにあるハミルトン・カレッジのスティーブン・ウー教授(経済学)は2004年に発表した研究で、経済的成功には運などの外的要因が大きく関わっていると感じている人は、貯金する傾向が低いと分析した。
(略)
※全文はソースで
引用元: ・米国の若者が「破滅的消費」-貯金はたきシャネルの37万円バッグ購入 [少考さん★]
アメリカ様の内需の根幹は、子どものための不動産ローンと奨学金ローンだからな
日本や中国になくアメリカにあるのがこれ、先進国でありながら出生率1.8程度を維持し続けながらのサブプライムローンお父さんの物量が、アメリカGDPのすべてであり
子を持つ前に破壊的消費をされると、アメリカ内需経済が将来的にかなり危うい事になってくる
日本人はコスパとか考えるのが増えて駄目だわ
俺なんて超コスパ
日本もそういう時代があった
ウルトラマラソンの練習しとるランナーなら1毎数円のゴミ袋を上に
羽織って走るやろうけど
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