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Google各種サービスや最新プロセッサを使えなくするなど、Huaweiに対する制裁を続けてきたアメリカの歯がみする音が聞こえてきそうです。詳細は以下から。

海外メディアの報道によると、Huawei独自の「HarmonyOS」ユーザー数が、今年中国でAppleの「iOS」を上回りモバイルOSシェア2位になる見通しだそうです。
これはカナダの市場調査会社「TechInsights」が予測したもので、去年発売された「Mate 60 Pro」の成功が大きいとみられています。
Huaweiはアメリカの規制により、2019年からAndroidの代替としてHarmonyOSを採用していましたが、ここに来てAppleやGoogleの立場を脅かすほど成長するに至ったようです。
また、HuaweiCEOのRichard Yu氏によると、同OSは現在7億台以上のデバイスで動作しており220万人以上の開発者がアプリを開発中とのこと。
Mate 60 Proに使われる「Kirin 9000s」プロセッサの供給不足も今後数ヶ月以内に解消されることに加え、今年にも新OS「HarmonyOS Next」をリリースすることで更なるシェア拡大を果たす見込みです。
アメリカの過酷な制裁により一時期はスマホ事業そのものが危ぶまれていたものの、世界で最もiPhoneが売れる中国でついにシェアを逆転させるまでに至ったHuawei。
HarmonyOSはサードパーティー製の冷蔵庫や電子レンジなどにも搭載されていますが、今後はパソコンや電気自動車などへの採用も期待されており、躍進は止まりそうにありません。

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