カウボーイ風の帽子にメガネ、マスクを着け、ポケットに手を入れた男性が住宅地の街灯に照らし出された。やや身を屈めるようにして歩く男性は、すれ違いざま、記者の顔を用心深そうに覗き込むと、さらに背中を丸めて歩を速めた――。
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松竹が猿之助の復帰を待つ一方、澤瀉屋一門は…
〈愛するA♡大好き 次の世で会おうね たかひこ〉
2023年5月18日、このような遺書を残し自殺を図った市川猿之助(48、本名=喜熨斗孝彦〔きのしたかひこ〕)。『女性セブン』で共演者らへのセクハラが報じられたことを受けての心中で、自宅2階では父・段四郎(享年76)と母・延子さん(享年75)が亡くなっていた。
「猿之助は両親に大量の睡眠導入剤を服用させた自殺ほう助罪で11月に懲役3年、執行猶予5年の判決が確定した」(社会部記者)
現在の猿之助を取り巻く状況について、所属の松竹関係者がこう語る。
「松竹は役者たちに『猿之助に関しては、一切コメントをするな』とかん口令を敷く一方、本人とは連絡を取り合い、“復帰”を待っている状態。また、本人の身の回りの世話は澤瀉屋(おもだかや)一門の弟子が見ており、従兄の市川中車ら限られた人にも近況が知らされています。ただ一門が猿之助を待っている様子はなく、『中車を中心にまとまるしかない』という雰囲気です」
改めて話を聞くべく、1人で帰宅途中のA氏を直撃
この事件でもう一人、注目されたのが、猿之助の“交際相手”として遺書に名前のあったA氏(44)の存在だ。猿之助の運転手兼マネージャーを務めていた俳優のA氏は、事件の第一発見者でもある。
「猿之助の遺書にはA氏を養子に入れ財産を相続させたいという内容のものもあった。ただA氏本人は聴取に、『猿之助さんとは付き合っていなかったし、体の関係もなかった』と語っていた」(捜査関係者)
小誌では事件の9日後、A氏を直撃。この際にはかなり酩酊した様子で女性を伴い、こう答えていた。
「人違いだと思います。そのAっていう人自体、僕は知らない人なので」
そして、110番を鳴らしながら、
「変な人が僕の周りをうろついていて、色々聞かれているんですけど」
と、自宅に消えていった。それから7カ月……。
小誌は、改めて、A氏に話を聞くべく12月23日、今回は1人で帰宅途中のA氏を直撃した。
スマホを取り出し、記者を撮影し出すA氏
――Aさんですよね。今の猿之助さんへの思いは?
「……何もお話しすることはないですよ」
記者が名刺を渡そうとすると、少し笑みをこぼしながらも「いや、いいです」と断るA氏。スマホを取り出して照明を点け、こちらを録画しているようだ。
――猿之助さんと連絡は?
「いや、全然」
――事件の影響が大きかったと思うが、生活の立て直しは?
「ええ、(俳優とは)まったく別の仕事してるんで」
事件当日のことについて聞くと…
――猿之助さんへの思いは。
「いや、特にないです。僕の中だけで思っていればいいことなので……」
――事件当日のことを聞きたいのですが。
「ショックでしたよ。何度も来ていただいてるのにすいませんね」
と言いながら、よほど“変装”に自信があったのか、こう尋ねてきた。
「なんでわかったんすか? いますれ違ったとき。こっち見てたんで、ああ、そう(取材)かなって」
そう言い残し、A氏は足早に去っていった。彼もまた稀代の歌舞伎役者に翻弄された一人だった。
引用元: ・【文春】「僕の中だけで思っていれば…」猿之助の元恋人が語った「あの日」のこと [Ailuropoda melanoleuca★]
ペンの過失致死
売り上げの為なら盗聴盗撮付きまといはお手の物
でも口を割らないのは偉いのかもしれない
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