桐谷さんが選ぶ「23年のびっくり優待、がっかり優待」

どうも、桐谷です。今回は恒例、「2023年のびっくり優待、がっかり優待」です。びっくりした優待の新設・拡充がある一方で、がっかりした廃止・改悪もありました。まずは新設・拡充から、びっくりした順に見ていきましょう。

最初は、空調工事の大成温調。300株以上でQUOカード3000円分だった優待を、300株以上で同1万6000円分にすると23年11月に発表。しかも増配。ここまでの拡充は聞いたことがありません。「買いだ！」と4つの証券会社から発表翌日に買い注文を入れましたが、1つも買えませんでした。

次は路線バスの運賃箱などを製造する小田原機器。23年8月に優待新設と増配を発表しました。100株以上でQUOカード2000円分です。当時の株価は500円台。5万円ほどの投資額で2000円のQUOカード。この投資額でこれだけの優待額は珍しい。こちらも株価は上昇。発表当時の2倍の価格になりましたが、それでも総合利回りは4%近くあります。

不動産販売の…

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引用　日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB10C3S0Q4A110C2000000/