2024年元日。石川県を中心に甚大な被害を出した能登半島地震では、沿岸部に地震発生から1分程度で津波が到達していたとみられることが明らかになった。
専門家は「これが日本海側の地震の特徴」と分析する一方「太平洋側でも可能性はある」と指摘。来たる次の災害に備え、「揺れたらすぐに逃げる意識を持ってほしい」と呼びかける。
復興庁の復興推進委員会の委員長も務める東北大学災害科学国際研究所の今村文彦教授は、能登半島地震後、国土地理院のデータなどを基に発生した津波を解析した。
その結果、石川県珠洲市では地震発生から1分程度で、石川県七尾市には2分程度で、富山県富山市には5分程度で、新潟県上越市には12分程度で津波が到達していたこととみられることが分かった。
2011年の東日本大震災では岩手県宮古市に発生から15分後。福島県いわき市小名浜には22分後に第1波が到達した。
今村教授は「今回の災害は地震発生から津波の到達までが非常に早い。避難に対して難しい地震津波になってしまった」と話す。
今村教授は「日本海側の多くの断層の幅、長さなどから浸水域は太平洋側と比べ比較的限られることも多い」とし「揺れたらすぐに避難」を徹底してほしいと話す。
「作業や釣り、海水浴などで沿岸部にいる方は、強い揺れを感じたらまずは沿岸部からは離れていただきたいと思います。加えて河口や河川に沿ったエリアも非常に早いので、そこからも離れていただきたい。その後、避難タワーや避難場所に即移動していただくことになるが、そうした行動が遅いと、命を守ることは非常に厳しいということになります」 (東北大学災害科学国際研究所・今村文彦教授)
一方、太平洋側は避難の時間があるというわけではない。太平洋側の地震でも神奈川県の相模湾、静岡県の駿河湾、そして南海トラフ地震などでは、断層の位置などから1分以内で津波が到達する可能性があるという。
災害はいつ・どこで発生するか分からない。今回の能登半島地震は、その事実をまざまざと見せつけた。今村教授は今回の地震を教訓に一人一人が事前の備えをしてほしいと呼びかける。
「仕事であったりレジャーなどで沿岸部に行かれると思うが、特に見知らぬ土地に行く場合は、最初に高台であったり安全なところを確認していただきたい。それによって実際に、地震・津波にあったときに冷静に行動をとれますので、そういうことを心がけていただきたいと思います。」(東北大学災害科学国際研究所・今村文彦教授)
引用元: ・【専門家 「揺れたらすぐ高台に逃げて」】南海トラフ地震・駿河湾・相模湾でも “わずか1分”で 津波襲来の可能性
湘南で海水浴とか命がけだね。
むしろ避難タワーはの上に住居を
ドローン型住居ってのもあり
津波どころか地震さえも回避できる
がけ崩れ、海岸に流れ
を繰り返す
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