徳島県藍住町
徳島県藍住町の老舗ラーメン店「王王軒(わんわんけん)」。濃厚な豚骨スープに生卵を乗せた、いわゆる「徳島ラーメン」が県内外の客に愛されている。
【写真】記者会見する「王王軒本店」の近藤純さん 店名公表は適法、徳島地裁が判断 23年
2020年7月、この店が一躍有名になった。飯泉嘉門・徳島県知事(当時)が、新型コロナウイルス感染者が立ち寄った店として公表したのだ。
すると客足はぱったり途絶えた上、インターネット上に誹謗中傷が次々と書き込まれた。
「コロナ軒に改名しろ」
「ラーメン、コロナ抜きで」
店主の近藤純さん(51)は絶望的な気持ちになった。店名が公表されるとは思ってもいなかったためだ。
徳島県の新型コロナ対応を巡っては、ほかにも「県外ナンバーの車」が暴言や嫌がらせを受けたことも明らかになっている。国内初の新型コロナウイルス感染者が確認されてから1月15日で4年が経過。今年2024年は「ポストコロナ元年」とも言われる。当時の行政対応は本当に的確だったのだろうか。徳島県を例に振り返ってみると、危うい状況が垣間見えた。(共同通信=米津柊哉、牧野直翔)
【音声解説はこちら】「コロナ感染客が立ち寄った」店名公表で客足は途絶えた…県の対応は的確だった?
▽同意はあったのか?食い違う証言
最初の緊急事態宣言が解除されてから約2カ月後の2020年7月31日、飯泉知事は定例記者会見を開いた。県内20例目のコロナ感染者が、感染確認前に友人らと立ち寄り、食事を約20分間していた店が「王王軒本店」だったと公表した。
店名公表について、飯泉知事は「(店側の)同意をいただけた」と述べた。しかし、店主の近藤さんによると、実際には同意を得ていなかった。
公表の影響は大きく、翌8月の客足は前年比で半減した。書き入れ時の日曜の昼間ですら、客は1~2人。ネット上で中傷も受けた。
「店に短時間立ち寄られただけで公表されるのは納得できない」
近藤さんは県庁に足を運び、被害を訴えたが、話し合いは平行線。県の担当者は「同意をもらったと聞いている」との一点張りだった。
近藤さんの怒りは収まらない。
「県のやり方は一方的でひどい。飲食店の気持ちを理解してくれていない」
引用元: ・徳島知事「ラーメン屋にコロナが立ち寄りした」お前ら「コロナ軒」「ラーメン、コロナ抜きで」客消える [866556825]
俺も好きなだけに可哀想
店は悪くないだろ
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