原料となる植物は、佐川町出身の植物学者・牧野富太郎博士が新種として発表。
NHK連続テレビ小説「らんまん」でも、作っている様子が放映された。何度も話題となったタピオカミルクティーのように、このスイーツがブームとなる日は到来するか――。
(石渕譲)
愛玉子の原料は、台湾北部の山間部原産とされるイチジクの仲間の7、8センチほどの果実の中に詰まった1ミリにも満たない種子。果実に切り込みを入れて裏返し、乾燥させて水の中で5~10分ほどもみ、冷蔵庫で寝かせるとゼリー状に固まる。
ゼラチンや寒天のように加熱や加工の必要はなく、100%植物由来で完成するのは、種子に含まれる「ペクチン」という成分が水に溶け出し、固まるためという。
台湾の屋台では、手軽に購入でき、老若男女に愛されている。愛玉子自体は無味に近く、レモンシロップなどをかけて食べるのが主流だ。
日本でも、輸入食品販売店や大手中華チェーンで販売されているが、知名度はまだまだ低い。
県立牧野植物園によると、博士は台湾での植物調査後の1904年、愛玉子を新種として発表。その後、「オオイタビ」の変種だと分かった。
らんまんでは、博士が現地で病に伏せった回想シーンも注目された。
「愛玉子がタピオカに並び、日本でも人気になる日が来るかもしれませんね」とは、台湾出身で高知市在住の通訳案内士・岡崎桂禎さん(54)だ。
愛玉子のPR活動に取り組む岡崎さんは、昨年12月、安田町でのイベントで手作りの愛玉子を販売。
県産のユズシロップと組み合わせた「高知×台湾」の愛玉子は、2時間余りで100食が完売。「あっという間だった」と手応えを感じた。
台湾でも、愛玉子に食物繊維が多く含まれることなどから、美容効果が期待できると再注目されているという。
高知と台湾を結ぶ定期チャーター便の就航などで日台交流が盛んになり、「愛玉子をきっかけに台湾に興味を持ってもらえればうれしい。高知の人も『本場の味を食べてみたい』と、台湾に遊びに行ってほしい」と期待を込める。
[読売新聞]
2024年1月24日05:00
https://www.yomiuri.co.jp/local/kochi/news/20240123-OYTNT50133/
引用元: ・【次のタピオカ】ぷるぷる愛玉子(オーギョーチ)!?…原料は牧野富太郎博士が新種として発表 [煮卵★]
>じわりと脚光を浴びている
要するにブームじゃないってことだ
しかもオーギョーチなんて今更だろ
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