一度は再捜査されたものの、1年たたずに縮小。だが、事件から17年経った2023年、種雄さんの死に再び疑問符がつけられることに。
今回、「真実が知りたい」と訴える被害者の母親が、事件後初めて単独取材に応じ、その苦しい胸の内を吐露した。事件当日の状況を語った前編記事『被害者の母親が初めて明かした「遺族の6500日」…大粒の涙を流しながら「真実が知りたい」と訴える理由」に続き、ジャーナリストの横田由美子が聞いた。
一度は自殺として片付けられた種雄さんの死だったが、2023年7月に『週刊文春』が報じたことで、事態は大きく動いた。
当時、種雄さんの妻だった恵子(仮名)が、その後、種雄さんとの間にもうけた2人の子を連れ、岸田総理の懐刀である木原誠二衆議院議員(53歳)と再婚したこと。また、18年に大々的に再捜査が始まるも、突然打ち切られたこと。その後、警視庁捜査一課の捜査員だった佐藤誠元取調官が実名で「これは殺人だ」と告発したことなどから、種雄さんの不審死は、通称「木原事件」と呼ばれるようになった。
今回、種雄さんの母親・かよこさんが単独インタビューに応じたのは、「事件を風化させたくない」という強い思いからだ。
種雄さんが初めて恵子を連れてきた時のことを、かよこさんに尋ねた。
「可愛くて、きれいな子だな、という印象でした」(かよこさん)
恵子が人並み外れて酷薄な女だったことに、当時、かよこさんは微塵も気づいていなかった。息子への愛情で目が曇っていたと言えば、それまでかもしれない。
しかし、恵子の非情な仕打ちは、かよこさんだけでなく、種雄さんの家族を次々と打ちのめしていく。
種雄さんの遺体は、検視後警察の安置所に運ばれ、司法解剖にまわされた。かよこさんが息子と対面できたのは、その後だ。
「顔が真っ黒になっていて、その時に初めて、『種雄は死んだんだ』と実感しました。それまで涙も出なかったのに、溢れてきた。
種雄にはたくさんの友だちがいて、ひとり、またひとりと訪ねてくるたびに、種雄の死を改めて思い知らされる。最後に父親(種雄さん)の顔を孫たちに一目見せてやりたくて、恵子に電話をかけました」
一度は切られ、何度かかけ直すとようやく電話に出た恵子は、義母の懇願に対して、
「はい、わかりました」
と、冷たい声で答えた。
しかし、葬儀場に恵子が両親や子どもたちを連れて姿を現すことはなかった。それどころか、種雄さんが絶命した10時間後、自宅近くの居酒屋で不倫相手とピース写真を撮っていたことが、『週刊文春』の取材で明らかになっている。
葬儀場には、恵子の兄夫婦が「ジャージにサンダル姿」という出で立ちで現れていた。
だが、中の様子を窺っている雰囲気で、種雄さんの遺体に手を合わせることも遺族に挨拶をすることもなく、香典すら置かずに、いつの間にか芳名録に記名だけして姿を消した。
種雄さんにとって義理の親である恵子の両親の対応も、にわかには信じがたいものだった。警視庁の警察官だった恵子の父親は、お悔やみに来なかった。
事件当日、警察署に移動したかよこさんは、署内で恵子の実父が仲間の刑事と談笑している姿を目撃した。かよこさんが恵子の父の姿を見たのもまた、この時が最後だ。
恵子にとって種雄さんは夫であり、恵子の父や兄にとって種雄さんは義理の家族にほかならない。にもかかわらず、こうした故人に対する振る舞いは、非常識の域を超えている。あまりにも不自然だ。種雄さんの遺族と友人たちの間には、恵子一家に対する強い不信感だけが残った。(抜粋)
https://approach.yahoo.co.jp/r/QUyHCH?src=https://news.yahoo.co.jp/articles/8c0ff556bd38dd0df1af58781a20c5059bc2340a&preview=auto
引用元: ・【社会】夫が謎の死→同日、美人妻は不倫相手とピースサイン…美人妻は岸田首相の懐刀の議員と再婚し、捜査は謎の打ち切り
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