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競合の折りたたみスマホに対抗するために廉価版の「Galaxy Z Fold FE」を開発中と報じられたSamsungが、新たな技術開発に取り組んでいるようです。詳細は以下から。

海外メディアの報道によると、Samsungは今年から折りたたみ有機ELディスプレイの製造に新方式を導入するそうです。

これはベゼル部分の加工方法を変えることで、製造コストを削減するというもの。

従来、折りたたみディスプレイのベゼル部分になるフィルムは「マイクロドライプロセス」という方式で印刷されていましたが、インクジェット方式を使うことでより大量に生産できるとみられています。

同社は新方式を採用した折りたたみディスプレイを、今年後半に発売予定の「Galaxy Z Flip6/Fold6」から搭載すると見込み。

Samsungは、ディスプレイを製造するSamsung Displayに対して製造コストを削減するよう求めており、価格ダウンにも期待できるとされています。

廉価版「Galaxy Z Fold FE(仮)」も開発中と報じられるなど、自社の折りたたみスマホをより幅広い購買層に普及させたい構えのSamsung。

そのためにはXiaomi、Honorといった競合他社のスマホとの競争が避けられず、価格の面でもさらにしのぎを削ることが予想されそうです。

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